ストーカー、盗難防止用GPSを女性の車にこっそり設置
世の中便利になれば必ず何か事件が増えるわけで、その一例になりうる事件がこちら。
この記事で注意するべき数字は、全国に36万個以上のGPSが日本中に存在するということ。
確かに子供にGPSをつけておけば安全だろうし、過去にもGPS積んでおいたお陰でお金が戻ってきた話もある。決して悪いシステムなんかじゃないのは分かる。
ようは使い方。
この機器をどう使うかはモラルの問題になってくる。サービス会社なのだから”使い方は自由”なわけで(使用が制限される、制限できるサービスがある?)、会社からユーザの手に渡った以上、それはもうモラルで頑張ってもらうしかない。
借り手のチェックは相当緩いのだろう。強める方法も思いつかないけれど、多少は警察と繋がっていないとかなり危ない商売ではある気がする。
これの場合、前に書いた携帯のGPSを使うように接触のリスクが低い。こっちの方がお金を払う分楽に使用できる。
疑り深い世の中になっていくんだろうな。
だってこういう商品がこれからもっと出てくるんだろうよ。そしたら人のプライバシーなんて無い無いに等しいよ。今も十分に無いんだろうけどさ、商店街とかの監視カメラについて文句言っている場合じゃない。こんなもんが個人で借りれるんだから。
他にも盗聴、盗撮のリスクもある。
こちらは夕方の情報番組で嫌というほど取り上げられていると思う。
そして便利すぎるゆえに強力な力を発揮するインターネットの存在。
今年は車両に乗せていたカメラの映像を公開、その映像から当て逃げをした車の所持者が自首なんて”良い”使われ方もある中、一方的な正義を押し付けて悪人(とそこでは呼んでいる)をさらし上げるツールにも使われている。
多分調べれば当たり前のように盗撮映像・画像がネットに上がっていているはずさ。
じゃあこれらに対してどうすればよいか。
まずネットでの行動に十分注意すること。
毎度ニュースに顔を出すようになってきたmixiにおいても、飲酒運転やキセルを日記に書いて退会、所属先にバレて…例えば大学のトップページなんかに”在学生は~”なんてページが作成されたりしてしまう。
確かにクローズドではあるSNS。だけど招待されれば入ってこられる以上、またこのページをキャプチャしたり、htmlや文章だけならいくらでも外部に持ち出せる以上、クローズドの認識、そして知人しか見ていないという感覚は止めたほうがいい。
少しでも法に接するような行動に見えるのであればまず公開しない。せいぜい会った時の話のネタにすればいい。わざわざ不特定多数が見られる場所に”保存”して危険な目に会う事なんてない。
このブログをやっていて分かるのは、本当にインターネットがワールドワイドな世界なのだということ。
というのは、まだ1ヵ月ちょっとしか日記を書いていないにもかかわらず、すでに「アメリカ」「メキシコ」「ドイツ」「カナダ」「ブラジル」「アイスランド」「フランス」「イギリス」「ルーマニア」からのアクセスが確認されている。
なんてこと無い、大学生の日記ブログに対して、だ。
どこで何が繋がるか分からない、それがネットの怖さ。
自分にだけはこんな事起こらない、なんて認識を持っていたら必ず痛い目を見る。今時のネットワークと人脈を過小評価するのは良くない。第一に誰でも見られる場所に存在するのだから。mixiも会員が外に漏らせば終わりなのだから開いているも同然。過去にmixiで起きた事件の事なら検索エンジンで調べると、ちゃんとウィキが存在して詳細が分かるようになっている。そういうものだ。
便利なものの危険性を考えることも、自分の身を守る一つの手段であり体制だと思う。
過去に公開した日記でも写真でもいい。友達とかに迷惑をかけそうな内容なら、すぐに消去することをお勧めする。
2007/10/03
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