ちょっと強引だけれども、今年は当たり年だと思う。
去年の暮れに少しだけ上映していた「エコール」のDVDを買ったのが4月。
9月にヱヴァンゲリヲン新劇場版の上映。
普段めったに映画館に行かない自分が、すでに2回も行っているのが凄い。
で、今年の三本目がこちら。
パンズ・ラビリンス
http://www.panslabyrinth.jp/
サイトを開けば分かるように「撮影」「美術」「メイクアップ」に力が入れられているのが伺える。
この映画も、DVDを買って狂ったようにレビューを描いた「エコール」同様、不思議の国、童話の劇場化って言えばイメージしやすいはず。
予告編と特報がサイトトップから見られるのでそちらからどうぞ。
この映画が気になったのはすでにポスターの構図からだった。
サイトトップの構図を縦に伸ばすとこれがまた綺麗な静止画になっている。それを見てからアカデミー賞の文を読んで…「あぁ、俺が見る映画なんだな」って思うたわけでありますよ。
予告編で言えば「0:49」「1:20」「1:23」「1:46」そしてラストの映像にはゾクリと来る。もちろん後半にかけて盛り上がりを見せる音楽も好きだ。そして何よりも「0:44」からの影の世界が好き過ぎる…
自分は映画を見るとき、明らかに重要視している所が違う気がする。
多分ストーリーが楽しくなければ評価が悪いのが普通なのだと思う。だけど自分は、「絵」と「音楽」がよければそれでいい、という部分がかなりの割合を占めている。
少しは変わるけれど、相変わらず自分が何か作品を作る時は映像を想像する。
そのためか特に映画に求める部分がストーリーから外れる。邦画を見ないのは大体この辺りが原因。自分がつまらないとか言い出したら、ストーリー以外の所に原因があると思ってくれてかまわない。
映画を見に行く決意をした場合、カメラ、音楽に加えてストーリーが面白そうなモノを発見したとき。今回のパンズ・ラビリンスはそれらを満たしていると直感が唸る。
心理学に興味を持ったこともこの映画に興味を示す要因かな。予告編を見ている限り、明らかに幼少の精神部分を描いている部分がある。フロイト先生もびっくりですよ、こんな映像ができるなんて(違
というわけで、絶対観にいきます。それも一人でど真ん中陣取って。さらにDVDも買っちゃうスーパーコンボに発展する可能性99%
濃厚な2時間を過ごせそうなので、来週を楽しみにしていますわ。
2007/10/05
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