読んでいて「確かに…」と思ったのでご紹介。
話を聞いて理解してもそれを行動に移せる人は少ない
確かにジャンルにもよるけれど、セミナーなどで聞いた事を実践すれば同じ道を勧める確立は高いはずなんだ。だって目の前に成功例がいるわけだし。ただ、この記事にあるように実践する人は極端に少ない。
例えば漫画家であれば、「暇さえあれば絵を描いていた」と言ったとしましょう。ようは「暇さえあれば絵を描き続けることで上手くなる」はずです。個人差はあれ上達への道は辿れるでしょう。しかし、これを実践、または続けられる人がどれだけいるのか、という話になってきます。
大学に行っていたとして、授業がつまらなかったら絵を描く。1コマ授業が空くならその時間ずっと描く。家に帰ってひたすら描く。夕飯やらが終わってテレビを見ずに絵を描いて寝る。多分講演やなんかで言葉を聞いて”感銘を受けた”時点でスタートが遅れているはずなので、このくらいしたとしてもやりすぎではないはず。
もう一例。
「●●先生の絵を1コマ1コマ模写し続けました」と言われたとしましょう。
単行本が20巻くらいとして、その漫画を最初から模写し続けることがどれだけ辛いか、想像できると思います。これを実践するかどうかですでにハードルが高い事が分かります。
それは株取引なんかの世界もそうでしょう。ある程度のノウハウは色々な場所で手に入ります。後は自分がリスクをしょって株を買わなければいけません。それをするかどうかで分かれ道が存在しているわけです。
結局のところ、目の前に成功例がいて、その人が言って「しまう」ことで疑似体験をしてしまっているのかも…というのが自分の考えだったりします。
成功体験を話す←成功者
成功体験を聞く←非成功者
成功者に親近感が沸く非成功者←非成功者
「自分もやれば出来るんだよ」状態になってしまい、満足してしまうのだとしたら…どんなにノウハウを話して成功者がお金を貰っても、非成功者が同じ舞台に立つ確立そのものが低いためまったく痛手ではありません。凄い仕組みだと思う…。
自分はまだ社会人ではないので、学生でもできる部分から行動はしている。
もしも講演などでノウハウを聞いたら、聞きっぱなしにしておくのは大損かもしれませんよ。
2007/10/02
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